カリビアンブルー

バラデロ海岸 Varadero

キューバの首都ハバナから東へ140Km、車で2時間ほどで、キューバが誇るリゾート地、それが バラデロ” です。

今では、ヨーロッパやカナダから多くの観光客が訪れています。                 メキシコの有名な観光地 “カンクン”のような豪華なホテルが次々と建てられ、一大リゾート地帯へと変貌したのは、それほど遠い昔ではない。

1980年代、ここは国営の ” インターナショナルホテル ” が唯一のホテルで、他にはバンガロー式の宿泊所が数ヵ所存在していただけであった。

しかしその後、ハバナから近いという絶対的な利点と、その海の色 ” カリビアンブルー “にきめ細かな真白な砂が、この地をして、キューバ最大のリゾート化を成し遂げた要因だといわれています。

だが、開発を大きく推進したのは、砂糖産業から観光業へシフトさせ、キューバの経済回復を目指した政府の強い意向と期待が大きく後押ししたためであるようです。

現在は、見違えるほどのデラックスなホテルが立ち並び、押しも押されぬキューバ最大の観光スポットとなっています。

その中に、アメリカの巨大科学メーカーのデュポンが1920年代に建てた別荘があり、現在はレストランとなっている。かの有名なギャングのボス ” アル・カポネ ” が所有した時期もあったようである。

1、2階がレストラン、3階がバーとなっており、地下にはワイン倉庫があり、ここにはかなり高価なワインも眠っていると言う。

ロブスターのグリルに舌包み、芳香なワインをゆっくり味わいながら、贅沢極まりない時が流れる…

そんな夢の境地へとカリビアンブルーの海は誘っています...

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