キューバの世界遺産その1

キューバには文化遺産が7,自然遺産が2の合計9つの世界遺産が登録されています。 (ちなみに日本の世界遺産は文化遺産21、自然遺産5で計26です。

 キューバの世界遺産を登録年順に列記すると下記になります。

  • 1982年 オールド・ハバナ(ハバナ旧市街)とその要塞郡(文化遺産)
  • 1988年 トリニダとロス・インへニオス渓谷(文化遺産)
  • 1997年 サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城(文化遺産)
  • 1999年 グランマ号上陸記念国立公園(自然遺産)
  • 1999年 ビニャーレス渓谷(文化遺産)
  • 2000年 キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観(文化遺産)
  • 2001年 アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園(自然遺産)
  • 2005年 シエンフエゴスの都市歴史地区(文化遺産)
  • 2008年 カマグエイ歴史地区(文化遺産)

今回はその第1弾として『オールド・ハバナとその要塞郡』について紹介します。

キューバのハバナは1519年スペイン人が建設を開始し、17世紀には造船業で繁栄を極めました。  旧市街(オールド・ハバナ)にはバロック様式と新古典主義の美しい建築物が並んでいます。    そして、細い道路が縦横に走り、約3000もの建物が存在します。

ハバナ大聖堂:正式名称はサン・クリストバル大聖堂で、ハバナを代表する大聖堂。       1776年に完成し、バロック建築です。

革命博物館:かつては、大統領の邸宅として利用された建物です。

カピトリオ:1929年アメリカ合衆国・ワシントンD.C.の連邦議会議事堂を模して作られた国会議事堂で、1959年のキューバ革命までは国会議事堂として使われました。

ハバナ大劇場:1837年に建設されたバロック建築である。ガルシア・ロルカ劇場と呼ばれ、キューバ国立バレエ団の活動拠点となっています。

フエルサ要塞:1558年に建造されたハバナ最古の要塞で、当初は木造だったが、のちに石造りに変更されました。

モロ要塞:オールド・ハバナの対岸にあり、ハバナ湾入口でイギリスの海賊の攻撃を防ぐため、  高さ20mの城壁を誇りました。

プンタ要塞:モロ要塞の対岸にあたり、1590年に建設開始、現在一部が博物館となっています。

カバーニャ要塞:ハバナ湾の東側を防衛する要塞で、1763年建設開始、約10年の歳月をかけ、スペイン人が建造した最大の要塞です。

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