キューバの世界遺産その2

キューバの世界遺産9ヵ所のうち、第2弾として下記3ヵ所を紹介いたします。

2.トリニダとロス・インへニオス渓谷: キューバ中央部にある小さな町トリニダは16世紀初頭に設立、町は砂糖産業で財を成し、現在も豪華なコロニアル様式の町並みが残っています。 

18世紀初頭に築かれたコロニアル様式と、19世紀に築かれた新古典主義の壮麗な建築物が見られます。 旧市街には、かつての農園主や富裕層の邸宅が並ぶマヨール広場があります。

トリニダから北東12kmに位置する渓谷で、かつての製糖工場が点在しており、19世紀まで多くの黒人奴隷がここで働いていました。 ここには砂糖のプランテーションを始め、農園主の邸宅、高さ40mの監視塔「イスナガの塔」などが残っています。

3.サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城:キューバ東部の都市サンティアゴ・デ・クーバの郊外には、17世紀にスペイン王フェリペ2世によって港を防衛するため、段丘に城塞が建造されました。 

ここはイタリア出身の軍事建築家ジョヴァン二・バッティスタ・アントネッリによって、ルネサンス様式の機能美と堅固さをあわせ持つ、新大陸におけるスペインの軍事建築の傑作と言われています。

8.グランマ号上陸記念国立公園:キューバ南東部にあるグランマ号上陸記念国立公園は、石灰岩の海岸段丘が完全な形で見られるという。キューバ革命のリーダーであったフィデル・カストロが、亡命先のメキシコからこの地に「グランマ号」という船で上陸したことからこの名が付けられました。  

ここはカリブ海プレートと北アメリカプレートの境界にあって、崖や洞窟、峡谷など独特の地形が見られます。

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