キューバ第二の都市 サンティアゴデクーバ

カリブ海地域の重要拠点で、1589年までキューバの首都でした。

ハバナからの直線距離は約880km、航空機で1時間半かかります。17世紀に建設されたサンペドロ・デラ・ロカ城は世界遺産に登録されています。植民地時代の街並みや、オリエンテ大学など見どころが多くあります。また、キューバを代表するラム酒のひとつ ”サンチャゴ・デ・クーバ” の産地としても有名です。

移動手段としての航空機では、クバーナ航空とユーロエアラインズがハバナ・サンチャゴデクーバ間を結んでいます。

一方長距離バスは時間さえ許せば安価で安全・安心の旅が出来ます。長距離バスは「Viazul」がおすすめです。16時間強かかりますが、途中8~10回ほど休憩をとります。バスは比較的新しく快適です。

鉄道もあるのですが、17・18時間以上もかかる上に、スケジュール通りに運行しないので悩ましいところです。

毎年7月19日から27日にかけてキューバ最大のカーニバルが開催されます。カーニバルはハバナとサンティアゴデクーバで開催していましたが、ここ数年ハバナでは行われておりませんので、唯一の開催地となっています。

世界遺産サン・ペドロ・デラ・ロカ城は別名「モロ要塞」と呼ばれています。スペイン領時代の軍事建築でこれ程良い状態で保存されているものは少なく、人気観光スポットになっています。

市内には見るべき所が多くあり、中でもモンカダ兵営博物館は、キューバ革命の激しさを伝える博物館で、カストロ率いる革命軍がこの兵営を襲撃したことで、キューバ革命が勃発しました。

英雄ホセ・マルティの墓があるサンタ・インフィへニア墓地には、フィデル・カストロの墓もあり、多くの観光客が訪れています。

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