キューバ最西部のピナル・デル・リオ州の州都で、葉巻が特に有名
ピナル・デル・リオは、スペイン人によって建設されたキューバ最後の主要都市です。キューバ島の西端に位置し、人口は14万人ほどです。

タバコ農園で働くためにフィリッピンから多くの労働者が流入したことから、過去ヌエバ・フィリピーナス(新フィリッピン)と名付けられました。

ピナル・デル・リオは、豊かな土壌と広々した牧草地には、タバコ農園と牧畜場が広がっている。特にユネスコ世界遺産に登録されているビニャーレス渓谷は主要な観光地のひとつである。

この地域には数多くの美しい洞窟があり、観光客に魅力の場所となっている。かつてインディオたちが住んでいた洞窟には、先史時代に書かれた壁画を見ることができる。

キューバ最西端のグアナハカビべス半島の一部は、キューバ最大の生物圏保護区となっている。周辺の海域は、美しいサンゴ礁、マダイやロブスターの重要な漁場となっています。

またこの半島のマリア・ラ・ゴルダは、美しいビーチと透明度の高い海のダイビング・スポットとして魅力的な場所として特にダイバーに人気があります。

カーヨ・レビサという小島がピナル・デル・リオ本土から2キロにあり、島の面積は2.5Km²しかないが、北海岸に2,500mも続くビーチがある。この島は、スティーヴンソンの『宝島』の着想源となったと言われています。

この小島は、ピナル・デル・リオ州沖合に浮かぶ白砂のビーチと透明度の高い海で、開発が制限されているため、外国人観光客向けリゾート地となっています。島には小さな港パルマ・ルビアからフェリーで20分で行くことが出来ます。

