キューバは、圧倒的な世界一の葉巻生産国です。
好みの差こそあれ、定番の葉巻ブランドのほとんどは、キューバのものです。主要なブランドをあげてみます。
●コイーバ（葉巻の王様、最高級メーカーです）
●モンテクリスト（世界で最も売れているブランド）
●ホヨー・ド・モントレー
●パルタガス
●オリバー
世界の葉巻愛好家で、キューバンシガーを嗜まずに生きていたのは、国交断絶で輸入禁止だったアメリカ人くらいのものだったのでしょう！
面白いエピソードがあります。 アメリカがキューバとの国交を断つかどうか、という決断の時。アメリカ大統領ジョン・F・ケネディは、スタッフに頼み、急いで一生分のキューバの葉巻を買ったと言います。
その購入が完了したのを待って、国交断絶を言いわたしたとか・・・ それほどまでにキューバの葉巻は魅力的だったんですね‼
葉巻の王様 ” コイーバ ” は、キューバの中でも元も有名なブランドです。また昔から世界各国の葉巻愛好家の憧れの的として君臨しています。
そして1968年頃、フィデル・カストロが計画した葉巻工場 ” エル・ラギード ” で生産が開始されました。 当時の彼のボディーガードが吸っていた葉巻に感銘を受け、それを作っていた葉巻職人を工場の責任者として迎え入れたそうです。
生産開始当時はキューバ政府の要人用、外交客人用として、政府関係者しか手にすることが出来ませんでしたが、のちに一般市場でも販売がされるようになり、一気に広まっていきました。
世界で最も消費されているキューバンシガーが、” モンテクリスト ” です。このブランドの『No.4』というラインナップ。 こちらは約45分間その味を楽しむことが出来ると言います。
世界的に多く売れているだけあってやはり安定した品質、完成度の高さは言うまでもありません。モンテクリストの中でも傑作であるとされ、湿った土や樹木のような柔らかで落ち着いた喫味、控え目な味わいが特徴で、時間が経つにつれて旨味が変化していくのだそうです。
この様な恵まれた環境下に、長い間暮らしながら、当時禁煙取組み中だった私は、葉巻を全く堪能できず、未だに深い後悔の念に駆られる思いがあります！
