現在ハバナには多くの高級ホテルやエコノミーホテルに加えて民宿(Casa Particular)などがあります。

高級ホテルは伝統ホテルと新興ホテルに分けられます・・・ 伝統ホテルの代表は次の3つです。
◆トリップ・ハバナリブレ(Tryp Habana Libre) 旧ヒルトンホテルでキューバ革命の1959年に完成したものの、革命政府がアメリカとの国交断絶により国有化し、ホテル名を変更した。地上25階にはレストラン兼ナイトクラブがあって、多くの観光客を受け入れています。

ベダード地区(中央ハバナ)のランドマークになっている。 かつてカストロが住んでいた時期もありました。 最近内装を一部リニューアルしましたが、今後ホテル全体の改造が必要かと思われます。 部屋数:572室 ホテルランク:☆☆☆☆

◆ハバナ・リビエラ・バイ・イベロスター(Habana Riviera by Iberostar) 1950年代にアメリカのシェラトンホテルとして建てられた。 1959年の革命後にハバナリブレと同じく国有化した。 新市街でマレコン通りに面しており、周囲にはレストラン、ショッピングセンターなどがあり、便利。

スペインのホテルグループ「イベロスター」が1957年に改装を行ないホテルの近代化を図った。 部屋数:352室 ホテルランク:☆☆☆☆

◆ナショナル・デ・キューバ(Nacional de Cuba) キューバを代表する5星ホテルで、1930年に建設され, 建物自体が国の記念建造物に指定されている。 マレコン通りを見下ろす位置にあって、宮殿のような外観とアール・デコ調の造りは必見の価値があります。

過去キューバを訪問した数々の著名人が宿泊しています。 部屋数:426室 ホテルランク:☆☆☆☆☆

新興ホテルとして注目されるホテルを5つを挙げました。
◆メモリーズ・ミラマル(Memories Miramar): 新市街のミラマール地区で日本大使館の近く。 部屋数:427室 ホテルランク:☆☆☆☆

◆メリア・ハバナ(Melia Habana): 新市街のミラマール地区で日本大使館の正面に位置する。 部屋数:409室 ホテルランク:☆☆☆☆☆

◆アチェディエス・ハバナ・パノラマ(H10 Habana Panorama): 新市街のミラマール地区に2002年に建設。: 部屋数:320室 ホテルランク:☆☆☆☆

◆ホテル・グランド・アストン・ラ・ハバナ(Hotel Grand Aston La Habana): 新市街のマレコン通りインドネシア資本アストンが2022年にオープン。 部屋数:600室 ホテルランク:☆☆☆☆☆

◆イベロスター・グランド・パッカード(Iberostar Grand Packard): 旧市街にスペインのホテルグループ・イベロスターが2018年にオープン。 部屋数:321室 ホテルランク:☆☆☆☆☆

民宿(Casa Particular)は住宅街のセントロ・ハバナ(中央ハバナ地区)に集中して数多くある。 代表的な民宿を挙げてみます。
◆カサ・ヴィラ 1936(Casa Villa 1936): 日本人に人気。 客室数:6

◆カサ・グラディス(Casa Gladys): オシャレな民宿。 客室数:7

◆カサ・コロニアル(Casa Colonial): ランドリーや朝食はオプションで。客室数:3
