キューバでの特権階級と言えば、次の3つと相場が決まっています。 軍人、党員、スポーツ選手です。
今はありませんが、過去にはアフリカのアンゴラへの派兵が有名になりました。 兵隊として任務を遂行、帰国すると配給の量が増えたり、質が上がったり、また車を買う権利をもらえたりと、大きな得点が与えられます。
党員、これは社会主義国独特の一党独裁政権を担う幹部が、それなりの優遇を受けられるのは、想像通りですね。
そして、スポーツ選手、国威発揚に貢献することから、これもかなり優遇されるようです。
これに加えて、最近は医師も仲間入りしています。
キューバの医療水準は高く、かつ、人口1000人当たりに対する医師数では、なんと世界一なのです・・・ 1000人当たり8.4人 ちなみに日本は2.3人で35位
この医師団を南米やアフリカに派遣しているのです。 やはり、この人達の帰国後にはいろいろ特権を与えています。
この様に医師を多く誕生させる秘密は、教育の無償化。
医学部も無料のため、多くの優秀な医師を生み出せるというわけです。 留学生もタダで学べるとかで、医学部人気もあがっているようです！
