シウダー・フアレス(Ciudad Juárez)は、メキシコ北部チワワ州に位置する同州最大の都市です。アメリカ合衆国テキサス州のエルパソとリオ・グランデ川を挟んで隣接する「ツイン・シティ」として知られています。
国境の街➋ シウダーファレス

都市の特徴
産業

マキラドーラ(免税輸入した原料を加工・組立し再輸出する工場)が集中し、自動車部品や電子機器などの製造が主力。
人口規模
メキシコ国内でも有数の人口を抱える大都市で、市域に約150万人、都市圏で約250万人となっています。
観光スポット
グアダルーペ・ミッション

シウダー・フアレスで最も歴史のある建築物の一つで、植民地時代の面影を残す素朴な木造の建築様式が特徴です。シウダー・フアレスのダウンタウン、カテドラル(大聖堂)の隣に位置しており、アメリカ・テキサス州エルパソと国境を挟んで隣接しています。
チャミサル公園

米国テキサス州エルパソとの国境付近に位置する広大な緑地・文化エリアです。かつてアメリカとメキシコ間で領土紛争(チャミサル紛争)があった歴史的な場所で、現在は市民の憩いの場であり、博物館や記念碑が点在する家族向けのスポットです。
歴史地区と大聖堂

このエリアはコロニアル様式の建築物と近代的な国境の雰囲気が混ざり合う場所です。グアダルーペの聖母大聖堂は、このエリアで最も重要な歴史的建造物の一つであり、周辺の歴史的な街並みと調和した存在感を放っています。
世界遺産パキメ

メキシコ北部チワワ州の砂漠地帯に位置し、14世紀頃に繁栄した日干しレンガ(アドベ)造りの大商業都市遺構です。かつては7階建てに達する集合住宅があり、最大で約1万人が住んでいたと推定されています。
治安の現状(2026年)
かつての「世界で最も危険な都市」というイメージからは改善傾向にありますが、依然として警戒は必要な状況です。
現在のリスクレベル


- 外務省の危険情報や米国の渡航勧告では、殺人、誘拐、強盗などの凶悪犯罪が発生しているため、渡航の延期を検討したり、高い警戒を呼びかけたりしています。
- 2024年のデータでは、世界の危険な都市ランキングで13位(過去1位~前年10位から改善)となっています。
治安改善の取組み

観光客の信頼回復のため、2024年には「観光警察(Tourism Police)」が創設され、中心部(El Centro)を中心に巡回が行われています。
