キューバ旅行 事前準備-3


キューバの通信事情
キューバの通信事情は近年急速に変化しており、現在は4G回線(LTE)の現地SIMカードや旅行者向けeSIMの利用が主流となっています。 過去によく見られた「街中の広場でWi-Fiカードを使って接続する」という不便なスタイルは過去のものとなりつつあります。 ただし、インフラが脆弱であることや、米国による経済制裁の影響から、他国とは異なる独自の注意点があります。
主なインターネット接続手段
旅行者向けeSIM(最もおすすめ)

日本にいる間にオンラインで購入・設定でき、現地到着後すぐに使えるため最も利便性が高いです。
プロバイダーに注意:Airaloなどの大手旅行者向けeSIMはキューバをサポートしていません。キューバで利用できる数少ないプロバイダー(GigSky、Yesim、Roamlessなど)を選ぶ必要があります。
■料金: 他の国に比べてデータ代金は高めです(数GBで数千円程度)。
現地SIMカード(Cubacel / ETECSA)


キューバ唯一の国営通信会社であるETECSA(エテクサ)が展開するモバイルブランド「Cubacel」の物理SIMカードを購入する方法です。
■購入場所: ホセ・マルティ国際空港のカウンターや、街中のETECSA店舗で購入できます。
■特徴: 事前にネットで旅行者用SIM(Cubacel Turista)を予約し、空港で受け取る方法がスムーズです。eSIMに比べて安価に大容量データが使えます。
ホテルや公共のWi-Fi
中〜高級ホテルや、街中の公共Wi-Fiスポット(公園など)で接続可能です。
■Nautaカード(ナウタカード): Wi-Fiの利用には、ETECSAが発行するスクラッチ式の接続カード(IDとパスワードが記載されたもの)を購入する必要があります。ホテルによっては宿泊者に無料Wi-Fi用のアカウントを配布する場合もあります。
⚠️ キューバならではの重要な注意点
VPNアプリの導入が必須


米国の経済制裁(エンバゴ)により、キューバ国内のIPアドレスからはGoogleの一部のサービス、App Store/Google Playストア、各種オンライン決済、Zoom、一部の日本のWebサイトなどにアクセスできません。渡航前に必ず信頼できるVPNアプリ(ExpressVPN、NordVPNなど)をスマホにインストールし、現地で課金やダウンロードができない状態に備えてください。
通信速度と安定性


主要都市や観光地(ハバナ、バラデロなど)では4G回線が繋がりますが、日本ほど高速で安定はしていません。また、エネルギー危機に伴う深刻な停電が頻発しており、停電中は基地局がダウンしてモバイル通信やWi-Fiが一切繋がらなくなる時間帯があります。
日本のキャリアの海外ローミング


日本の携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)の海外定額ローミングプランは、キューバを対象外としているか、あるいは非常に高額な従量制になっているケースが多いため、データローミングはオフにしておくのが無難です。
