キューバ入国にあたっては、事前のデジタル手続きや必須書類が法律で厳しく義務付けられています。直前になって慌てないよう、出発前に必ず確認・完了させておくべき4つの重要手続きを解説します。


【最重要】電子ビザ「e-Visa」の取得

キューバは2026年1月1日より、従来の紙の「ツーリストカード」を完全に廃止し、オンライン申請による電子ビザ(e-Visa)システムへ移行しました。
手続き方法

出発前に必ずキューバ政府の公式申請ポータル evisacuba.cu からオンラインで申請します。
必要書類
パスポート情報(入国時に残存有効期間が6ヶ月以上あること)、おおよその渡航日程。
注意点

申請から発給まで最大72営業時間(3〜7営業日)ほどかかる場合があります。承認後にメールで届くPDFのQRコード(電子ビザ)は、スマートフォンへの保存に加え、万が一の充電切れに備えて紙に印刷して持参してください。航空会社のチェックイン時および現地イミグレーションで提示が必要です。
海外旅行保険の「英文(または西文)証明書」の用意
キューバは法律により、入国するすべての観光客に海外旅行保険への加入を義務付けています。
手続き方法

加入している保険会社(またはクレジットカード会社)に連絡し、「英語」または「スペイン語」で書かれた契約証明書(付保証明書)を発行してもらい、必ず書面で持参します。
注意点
アメリカ系列の保険会社や、アメリカ資本のクレジットカード帯同保険は、キューバ国内で適用対象外とされるリスクがあるため避けてください。必ず「キューバが補償対象に含まれていること」を事前に保険会社へ確認しましょう。
オンライン入国宣言書「D’Viajeros」の登録

キューバ入国のための事前登録フォーム(税関・健康状態・乗客情報の電子申告)です。
手続き方法
出発の7日前以内になったら、政府の専用サイト dviajeros.mitrans.gob.cu にアクセスして必要事項(フライト番号、最初の滞在先ホテル名、e-Visa番号など)を入力します。
登録が完了するとQRコードが生成されます。これも入国時に必須となるため、スマホに保存し、念のため印刷しておくと安心です。
経由地(カナダ・メキシコなど)の電子渡航認証
日本からのフライトで直行便はないため、どの国を経由するかによってその国の手続きも必要です。
カナダ経由の場合

カナダでの乗り継ぎだけでも、電子渡航認証「eTA」の事前取得が必須です。
メキシコ経由の場合
空港の乗り継ぎエリアから出ない場合は基本的に不要ですが、預け荷物のピックアップなどで一度メキシコに入国する場合は、事前に税関申告や必要書類を確認してください。
⚠️ アメリカ旅行の予定がある方への重大な注意点(ESTA失効)


*過去(2021年1月12日以降)にキューバへの渡航歴がある方は、アメリカのビザ免除プログラムである「ESTA(エスタ)」を使ったアメリカ入国・乗り継ぎが一切できなくなります。 *今後、ハワイを含むアメリカへの旅行や、アメリカの空港での乗り継ぎ(トランジット)を行う場合は、日本の米国大使館で正式な観光ビザ(B1/B2ビザ)を事前に取得しなくてはならなくなるため、今後の旅行計画に影響がないかだけ事前にご留意ください。

